うつ病の症状

うつ病の症状として挙げられるのは、精神的な面と身体的な面と大きく二つに分けることが出来ます。まず精神的な主の症状としては倦怠感や疲労感があります。

気が沈む、気が重い、今まで好きだったことが楽しむことができないなどの初期症状に加え、仕事の面では何もする気が起こらずになにをするにもおっくうであること、人との会話、議論に集中することができなくなり、それによりミスを併発してしまい、さらに落ち込んでしまうという社会的な面でも症状がみられるようです。

そして何もしていないのに、いらいらしてじっとしていることができず、自分の人生がつまらなく感じたり、このまま消えてしまいたいなど悲観的な考えが多くなってしまうそうです。

身体的な面としては、ゆっくり眠ることができず、朝早く起きてしまう睡眠障害、食事が美味しいと感じれず、食欲が起きなくなるなどの症状があるようです。これらは初期症状としてもみることができますが、睡眠不足が続くことにより、体の倦怠感が増し、体がだるい状態が続いてしまいます。

また首筋や肩が凝ったり、頭痛が起きたり胸苦しいなど、痛みを伴う症状も出てきます。その他には耳鳴り、めまい、口の渇き、下痢、便秘などの諸症状もみられます。

性的な面でも、性欲が低下することが挙げられます。

気持ちの面の症状が現れず、身体的症状しか見られない場合は表だって目立たないため、仮面うつ病と呼ばれているそうです。

頭痛や下痢など、身近な症状でも、検査をしてみてもなにもないという場合は実はうつ病がかくれているかもしれません。

しかしこういった症状はうつ病によって引き起こされる症状の為、きちんと治療をすれば、改善されていきます。

この症状の状態を放っておくと、他の症状と合併したりする可能性もあるので、うつの症状が見られた場合はすぐに医師の診断を受けることがのぞましいとされています。